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【2021年最新版】コロナ禍におけるタイ入国手続きまとめ|航空券・隔離ホテル・ビザ・COE等の全ての手続きを紹介します

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※本記事は2020年12月末にタイ入国をした私が入国までに必要な手続きをまとめたものですが、情報は2021年1月から適用される情報も含んでいます。

入国にあたっては大使館の最新情報を必ずご確認ください。
(記事下部に各情報のリンクをまとめています。)

 目次 

コロナ禍におけるタイ入国手続きはどうなっている?

コロナ禍において、従来のような自由な往来ができなくなってしまいましたが、入国自体は可能でしょうか。

可能です。

ただし、14日間隔離や海外旅行保険の加入義務を設けるなど、入国要件はとても厳しいです。ただし、2021年1月からビザが無くても観光目的に限り渡航が可能になりました。また日本-タイ便を一部再開するとのことですので、徐々に往来が増えていくのではないでしょうか。

タイ入国要件まとめ

コロナ前と比べて、入国に必要な要件が増えています。

入国要件に加わったもの
  • 1.14日間隔離の義務
  • 2.海外旅行保険の加入義務
  • 3.COE(入国申請)の手続き義務
  • 4.渡航前のPCR検査義務

ひとつひとつ説明していきます。

1.14日間隔離の義務

タイ入国後、2週間はタイが指定するホテル(「ASQホテル」と呼んでいます)に滞在しなければなりません。

各ホテルにはそれぞれASQパッケージというものがあり、三食付きの安いホテルで値段は3万バーツ~10万バーツです。

隔離期間中は外出ができないため、食事や部屋の設備にこだわりがある方は慎重に選ぶ必要があります。

予算によって以下のようなサービスがついたり、つかなかったり・・・

  • 日本語でのサービス
  • 日本食や洋食、ベジタリアンなど選択可能な食事
  • 日本語や英語のTV、新聞
  • 部屋の外、プールサイド等のリラクゼーションエリアの利用
  • フィットネスの利用
  • 近隣のスーパーやコンビニの買い出しサービス

隔離期間を辛いものにしたくないという気持ちと、予算の壁が衝突しますね・・・。

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2.海外旅行保険の加入義務

滞在期間中の医療保険にも加入しなければなりません。

この保険は新型コロナウイルス関連疾病治療費を付保するもので、それが明記されたものでなければならないとされています。

>>タイ滞在中のコロナ保険はどの会社がいい?費用は?(記事作成中)

コロナ保険に加入するときは補償内容をよく確認してくださいね!

コロナ関連疾病のみ補償するタイプの保険の場合はタイ現地で病気になった時の保険をどうするか考えておきましょう。

観光ビザで入国するなら海外旅行保険付きのクレジットカードを1枚持っておくと安心です。

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3.COE(入国許可)の手続き義務

COE: Certificate of Entry (入国許可)

2021年1月現在、タイ国籍を有しない方のタイ入国に関しては、COEの申請が必要です。

2021年1月からは新しいシステムを通じた申請方法へと変更するそうです。

参考:ジェトロ ビジネス短信https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/12/50196901bba131bc.html

従来は大使館に直接メールで申請書類を送る必要がありましたが、1月からは申請システムを使って申請することになるそうです。オンラインで申請できるのは有難いですね。

4.渡航前のPCR検査義務

COE申請が終わったら、飛行機に乗る前のPCR検査が必要です。

タイ入国時に提示しなければならない以下の二つを発行してもらいましょう。

  • PCR検査後の新型コロナ非感染証明書
  • 英文の搭乗可能健康証明書
    (Fit to fly to Travel Health Certificate)

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その他

2021年1月~、観光目的に限りビザが無くても渡航が可能になりましたが、出張等ビジネスにおいてはビザが必要とされています。

※既にタイビザを持っていて、再入国許可証を持っている方は新たにビザを申請する必要はありません。

ビザは日本のタイ大使館・領事館で申請ができます。

COEの申請はビザ受領後になります。

タイ行きの飛行機は飛んでいる?

2020年12月まではタイ行きの特別便がJALやタイ航空から出ており、バンコクへの渡航自体は可能でしたが高額なうえ、渡航希望者も多く現実的には渡航が難しい状況でした。しかし2021年1月からはバンコク行きの便を一部再開すると報道されています!

2021年1月以降のフライト運行スケジュールについては随時以下のリンクに更新し、まとめています。

入国手続きの手順

ここまでかなりざっくりとした説明をしてきましたが、それでも聞きなれない入国制限の数々に頭が混乱してしまっている方もいるのではないでしょうか。

必要な手続きを時系列で順番にすると以下のようになります。

タイ大使館が公式に発表している「タイ入国手続き」ではビザ申請が先、航空券の予約が後と書かれています。筆者の ビザ申請の際は航空券の提示を求められたため、航空券の予約を一番先にしています。

ビザ申請が必要な方は申請書類の確認をしてから手続きを行ってください。

さて、ここからは上に挙げた要件を満たし入国するためにいつ何をやればいいかということに焦点を置いて書いていきます。ビザ申請が必要な方に向けて書いていますので、再入国許可証を既に持っている方はビザ申請の部分を飛ばして読んでください。

入国までのざっくりとしたスケジュール例

フライトの日程を確認し、希望のフライトで飛ぶ場合、いつまでに何をやらなければならないかを逆算してスケジュールをたてましょう。

ざっくりとしたスケジュール感はこんな感じ。

タイ入国までのスケジュール

各申請手続きの詳細と情報収集のために必要なリンクまとめ

フライトの予約

2021年1月以降のバンコク行航空便は、JAL、ANA、タイ航空、Zipair(ジップエアー)です。

Zipair(ジップエアー)とは、JALが運行する新しくできたLCCです。
なんと、なんとサーチャージ込みで約17,000円でバンコクへ行けるそうです。

2021年のフライト運行スケジュールについては以下にまとめていますので、是非ご覧ください。

ビザ申請

2021年1月から観光目的に限りビザなしでも渡航が可能になりました。

観光目的以外で再入国許可証を持っていない方は大使館または領事館でビザの申請をしましょう。

ビザ申請に必要な書類はビザタイプや申請先の各大使館OR領事館により異なります。

自分が申請する場所のウェブサイトから要件を確認しましょう!


タイ王国大使館・総領事館のウェブサイト
※ビザ申請は事前予約が必要です


在東京タイ王国大使館
http://site.thaiembassy.jp/jp/visa/type/
在東京タイ王国大使館 のビザ申請予約
http://vabo.thaiembassy.jp/vabo/index.php/tokyo-apply


タイ王国名古屋総領事館
http://www.nagoya-thaiconsulate.jp/
タイ王国名古屋総領事館のビザ申請予約
http://vabo.thaiembassy.jp/vabo/index.php/nagoya-menu


タイ王国大阪総領事館
http://www.thaiconsulate.jp/visa-top/
タイ王国大阪総領事館のビザ申請予約
http://vabo.thaiembassy.jp/vabo/index.php/osaka-menu


タイ王国福岡総領事館
https://fukuoka.thaiembassy.org/en/
タイ王国福岡総領事館のビザ申請予約
http://vabo.thaiembassy.jp/vabo/index.php/fukuoka-menu

COE申請

タイ王国大使館がガイドラインを出しており、これを読むのが最も簡単で確実に理解できると思います。
ガイドライン(PDF)

申請はオンラインで受け付けています。
⇒  https://coethailand.mfa.go.th/

ASQホテル

COE申請にはASQホテルの予約が必要です。
詳しくは以下の記事にまとめています。

ASQ滞在後の住所が決まっていない方は予約しておきましょう!

>>隔離の準備・隔離中に役立ったものリスト(記事作成中)
>>ASQホテル滞在記(記事作成中)

コロナ保険(コロナ関連疾病に10万米ドル以上の補償がある医療保険)

詳しくは以下にまとめています。

>>タイ滞在中のコロナ保険はどの会社がいい?費用は?(記事作成中)

PCR検査(陰性証明書と搭乗可能健康証明書の発行)

COE申請が終わったら、飛行機に乗る前のPCR検査が必要です。

タイ入国時に提示しなければならない以下の二つを発行してもらいましょう。

  • PCR検査後の新型コロナ非感染証明書
  • 英文の搭乗可能健康証明書
    (Fit to fly to Travel Health Certificate)

合わせて読みたい

渡航72時間前にPCR検査を受けて英語の陰性証明書・Fit to fly を発行する必要があります。

地方に住んでいる方は空港の近くに2日前には着いておきたいところ。

入国までにT8を準備しておこう

タイ入国までに必要な手続きは上述で終わりですが、入国時にT8の提出が必要になるのでT8フォームのリンクを載せておきます。

(アプリダウンロードでもできるようですが、携帯にいらんアプリ入れたくない派です。)

PDF:https://thaiembdc.org/wp-content/uploads/2020/03/T8_form.pdf

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インスタグラムはじめました。
https://www.instagram.com/shape_null/

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